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NHKのドキュメンタリー“彼女は安楽死を選んだ”を観て

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お話の主人公は、4人姉妹の3番目に生まれた51歳の女性。

とても活動的で聡明な女性であることは、番組が始まってすぐに理解出来ました。

神経難病に侵され、遠くない未来に人工呼吸器や胃瘻が必要になる、と医師から宣言された彼女は、様々な葛藤の末“安楽死”を選び最期を迎えます。

www6.nhk.or.jp

 

とてもショッキングな内容でした。

 

父がガンに罹患し、全身の痛みで苦しんでいる姿を間近で見た時、(早くラクにしてあげて欲しい)と強く思いました。

強い痛み止めを打つと本人との意思の疎通も難しくなる、という理由で、母や姉は痛み止めの量を増やしたり強い痛み止めにすることに抵抗しました。

しかし、本人に聞くと「もっと強い痛み止めを打って欲しいのに、してくれない」そんな風にぼやいていました。

なので、私がお見舞いに行った時には、何度かナースセンターへ行き痛み止めを増やしてほしいことをお願いしたことがありました。

実際にそれで痛み止めを増やしてもらえたのか、どうかは定かではなかったのですが・・・

  

体の自由を奪われ、他人に世話になりながらも「ありがとう」も「ごめんね」も言えず、機械に繋がれないと生きて行けなくなり、1日中病院の天井を見て過ごす事は耐えられない、とその女性は言いました。
(※正確ではありません。言葉のニュアンスです)

 

そのような状態で居続ける事は、自分自身も家族や周りの人間も疲弊してしまうことは、想像に容易いことだ、と。

 

女性のその思いは、すごく理解できます。

 

私が私であるうちに、どうか安楽死させてほしい。」

 

人間としての尊厳・・・

 

 

同時に、何度も自死未遂を繰り返すその女性を一番側で見守っているお姉さん達の苦しみや戸惑いも、すごく分かりました。

 

大事な家族には、どんな形でも生きていて欲しい。

でも、それを望むことで本人が苦しむのなら、本人の希望通り死なせてあげた方が本人は幸せなのか・・・

 

 

この番組が素晴らしいと思ったのは、死を選んだ女性を取材する反面、同じ病気に罹患しながらも生きることを選んだ方も同時に取材していた事でした。

 

なぜ生きることを選んだのか。

 

家族との何気ない会話が幸せだと、その人は介助を通して取材者に伝えていました。

その方の家族も、「姿がある、ってことが大事」と言っていました。

 

 

安楽死を遂げたその女性を取材して出版されたのが、この安楽死を遂げた日本人という本です。

安楽死を遂げた日本人

安楽死を遂げた日本人

 

 

「何を観てたん?」

番組を観終わった私に長男(中2)が聞いてきたので、ザッと概要を伝えました。

 

「確かに動かれへんのに、生きるのは辛いなー」

「自分も(同じ状況になったら)死にたいかも。」

 

その言葉を聞いて、ぶわっと涙があふれました。

 

(どんな状態でも、子ども達には生きてて欲しい・・・)

 

そう思うと同時に、もしかしたらそれは私(親)のエゴなのかも知れない、という思いもよぎりました。

 

 

人生の閉じ方を自分でコントロールする・・・

 

番組の中で、女性が実際に自身の手で(死ぬための)薬の投入ネジをひねり、ものの20~30秒ほどで苦しむ事なく眠るように静かに息を引き取る様子も放送されました。

 

神の領域だ・・・

 

死をもコントロールすることが、良いとか悪いとかは分かりません。

でも・・・単純に、すごい時代だと思いました。

 

スイスで安楽死・・・
(現在、外国からの安楽死希望者も受け付けているのは、スイスだけらしいです)

お金もかかりそうだし、英語も話せないし・・・

 

希望しても、それが叶えられるのはごく一部の人だけなんだろうな、という気もします。

孤独死が増えている今の日本、このような自由な選択も出来るようになればいいなぁ、と思います。